●2002年12月29日 (日)曇り空のロンドン |
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●2002年12月10日 (火)青い光 |
今日、スーパーで買い物をしたとき、777円だったので、5000円札1枚と10円玉8個の80円出して4000円と3円のおつりをもらうつもりが、10円1個足りずに5070円だったらしいの。そしたら、店員さんがそのままレジを売って、4293円のおつりをくれた。なんのために10円玉を出したのか、こっちの意図がわからないのね。小銭が多いと財布が重くなるじゃんといったら、「じゃ、両替します」って。そういう意味じゃないんだけどな。相手を少しでも楽させようと思ったんだけど、そういうのは見当違いの気配りなのね。計算はレジスターがしてくれるから、人間は頭を使わなくていい……ということか。これから先、日本人の暗算能力もきっとどんどん落ちるだろうな。 そもそも、そういう計算や気配りとはまったく無縁なロンドンへ1週間ほど行ってきます! |
●2002年12月5日 (木) 紅葉 |
そう思う俗人が多いらしく、京都は混雑。やれやれ。秋の京都は枯葉のフレディだらけ(落ち葉がたくさん)。 紅葉がいいのは、色もあるけど、あのぎざぎざの葉っぱの形が! かわいい! |
●2002年12月1日 (日) 京都 |
写真左は、このたび記念文化財に指定された喫茶店フランソワの店内。カフェ・ブームのせいか、2、3人そろって記念写真を撮っている女の子たちがいた。意外にこぢんまりした店。暗いよ! 京都へ行くのは十数年ぶり。川が流れているのがいいね。街中にも木が多く、路地や小道、思いがけないところに寺社仏閣や歴史的な建物があったりして、ウォーキングするのにはよい町並みだ。住んでみたいな。でも寒いのはいやだけど。写真右の京都御所見学は寒かった! 考えてみると、御所ってのは、もう人は住めない(と、ガイドのおじさんが言っていた)んだし、一種の廃墟だね。管理の行き届いた廃墟というか。歴史的記念建築はみな一種の廃墟というべきか? 廃墟ブーム。 錦市場(写真右)と京極周辺はにぎやかで、観光客&修学旅行生。町屋の食べものやで「おばんざい」。野菜料理中心でヘルシーなのがgood! 豆腐もおいしかった。錦で買った焼き栗が気に入る。 |
●2002年11月25日 (月) ソーダクラッカー |
本を読んでいないと、なんのことだかワケわからないネ。『ねじまき鳥』(←いまのところ、村上春樹の代表作だよね)を再読したくなった。 ページ余白の模様はあまり好きじゃないんだけど…… ところで、この小説、まっとうな大人の男が一人も出てこないね。要するに、主人公の父の世代。ジョニー・ウォーカーは出てくるけど。53歳の作者は自分と同じ年齢設定の男を出したくないのかな? まあ、なにが「まっとう」で、なにが「普通」か、それに「男女」とは何か、ということを問うているわけだけど、小説というのは。 |
●2002年11月24日 (日) カトレア |
ところで、運転するのにひじから先を窓から出しているのは後続車には気になる。 昔、方向指示器がなかったころは、右手を出して横に出すと左折、上に上げると右折なんて合図があった(いつの話だ?)。それで、前のドライバーがひじを窓の外に出していると、なにかのメッセージじゃないかと、気になってしようがない。 私はつねにハンドルにおく手を10時10分の位置……背中はイスの背につけて……左右確認は怠りなく……でも、まだ運転暦1年ちょっとなのでドキドキものであるが。(でも、ペーペードライバー暦が長いから免許はゴールド!) 11月2日の日記で「翻訳がヘタになっていたら頭になにか植えつけられたせい」などと書いているが、ほんとは「翻訳が急にウマくなっていたら」というべき。ヘタになったというのは、もとがウマいという前提だもんね。 |
●2002年11月17日 (日) コロッケ5円ノ助 |
今日は散歩中、道端で死んだ犬を見てしまった。ぎょっとしましたが、哀れだった。逃げるようにして遠ざかってしまった。ごめん。 小説「透明人間の告白」を思いだした。透明人間は死んでも透明なので、道端に倒れていても誰も気がつかず、そのまま塵と化すだけなのです。そこから、透明人間になったら何をするかなどと連想はふくらみ。 透明人間になっても今の仕事を続けるか? たぶんしないでしょうね。犯罪をするかな? どうだろう。モラルが普通の人間とは違ってしまうかも。正義の味方になって巨悪を暴くという道もありそうですね。 あるいは「透明人間の告白」をしてメディアで売れっ子になるか。でも、なにかわけのわからない犯罪が起こったら、透明人間のしわざにされそうだな。 |
●2002年11月12日 (火) 平常心 |
あれこれ、あれこれ、やることがありそうで、じつはないのかも。仕事以外のことは、やろうと思うときりがない。だから、仕事だけしているのは簡単。家事や育児って、締め切りがないから、かえって大変だと、ようやく気づく。世のワーカホリックのかたがたは、トゥードゥーリストの範疇を超えた「暮らしの雑用」にもっと目を向けたほうがいい。締め切りをいくつも抱えて忙しがってるだけじゃダメだよ、きっと。 冬の空気は気持いい。フグの季節だなぁ。フグを食べて「味がない」といった人がいたけど、そういうのは味覚がお子ちゃまなのである。 外国からの絵葉書はうれしいな。私も旅行をしたらもっと絵葉書を出そうと思った。宛名シールをプリントアウトして持っていったら楽だな(!)と思ったんだけど、作っているひまがない。それより、手書きの文字が新鮮なんだよね。 |
●2002年11月2日 (土) 走れ、走れ! |
あと2か月で今年も終わりとなると総括とか反省とかしちゃうね。といってもアブダクトされていたから(まだいってる)記憶が定かでない。ドライブをしたことや、海で遊んだことや、北のほうや南の島や外国へ行ったらしい記憶はあるけどね。 そんなわけで、やっとひと仕事終わったのでのんびり散歩もできるようになった。公園へ行ったら2匹の犬が元気に走り回っていた。 |
●2002年10月12日 (土) 仙石原のススキ |
ま、ファッションはどうでもよくて、ほの暗い宿の温泉でしばし精神沈静。ススキの原にワレモコウの赤とおみなえしの黄色が点在して、秋の風情。紅葉にはまだ早かったが、とても寒かった! ところで、イギリスから戻ってきた小包の件。電話で聞いたら、川崎まで取りに行く必要はなく、家まで届けてくれるとのことだった。電話で、戻ってきたのは3度目だとか、船賃がまる損だというような愚痴を――あくまで穏やかに……クレーマーになるつもりはなかったし……日本の郵便局は悪くないから――こぼしていたら、郵送費なしで再度ロンドンまで送りなおしてくれることになった。しかも、EMS(飛行機の早い便)で! ということで、ロンドンの受取人は近く(6か月ぶりの)荷物が届くのでちゃんと受け取っておいてください(私信)。中に何を入れたか、もう忘れてるんだけど、賞味期限切れてるかも。 |
●2002年10月05 (土) ミニーミー |
写真は、新しく買ったデジカメ! カメラとそっくりのメモリースティック入れがおまけについてきた。ミニーミー(映画『オースティンパワーズ』参照のこと)みたいでカワイイ。どうせならスペインへ行く前に買えばよかったなー。 |
●2002年10月04 (金) 郵便制度発祥の地なのに…… |
「間違えて」戻ってきたんだから、その分の運賃はいらないっていうけど、うーん、川崎まで取りにいかなきゃいけないのか? 第一、肝心の荷物が届いていないんだから、最初に払った船便の運賃、まるまる損! 誰に文句いったらいいのかわからない。スペインでも、見学場所の係員の態度の悪さに腹が立って「責任者でてこい!」といいたかったこともあったのだけど、英語でどういったらいいのかな? 取りに行かなきゃいけないのかどうか、電話で聞こうとしたら、土曜日で郵便局はお休みだった。 写真はきちんとゆうパックで沖縄から届いた生のベニイモ(左)。これまで生のベニイモは県外から持ち出しできなかったんだけど、蒸熱処理によって持ち出せるようになった。さっそくてんぷらにしてみた(右)。県内では「絶対に開けないでください」って厳重なお達し。ウリミバエの伝播を防ぐためである。 |
●2002年9月16日 (月) パームツリーの門扉 |
バルセロナへは4年ぶり、2度目。あちこち駆けずりまわって疲れたけど、おもしろかった! 写真はカザ・ビセンスの門扉。椰子の葉をかたどったもの。夏の別荘だったんだって。いまでは市街に近いけど、昔は郊外だったんだそうです。個人住宅なので中は見せてもらえませんでした。 今回の旅では、どういうわけか胃腸の具合とワインやカバ(スペインの発泡酒)、ヘレス(ドライシェリー)と相性が悪くて、ぜんぜん飲めなかった。そのうちビールまでダメになって、禁酒の旅になりました。ま、それもいいけどね。 ガウディについては「天才」という感を強くした。たんなる変わり者ではないなぁ……と。いまさらか。そのうちガウディの旅をアップ……できるかな? |
●2002年8月30日 (金) くいな |
●2002年8月18日 (日) 暑い! |
●2002年8月10日 (土) ソニア・ドローネー展のチケットと百合の花 |
●2002年7月31日 (水) 勝連から金武湾を望む |
●2002年7月28日 (日) 渋谷駅前 |
●2002年7月25日 (木) 夏休み |
海辺で食べると、ぬるいカップヌードルとか、キャベツの芯だらけの焼きそばとか、マスタードとケチャップがいかにもジャンクなホットドッグとか、舌が真っ赤になる氷イチゴとか、そんなものがおいしかったり。 水に入ると心臓がドキドキ、なんだか不安な気分。 2歳くらいの女の子が波打際にたたずんで、自分の足元をじーっと見つめてた。砂が生き物みたいに見えるんだよね。子供のころの私は、砂をぐるぐる指先でかきまわして、これがそのうち何かに変貌すると思い込んでいた。クリームみたいに。 |
●2002年7月13日 (土) 砂浜に咲く花 |
ところで最近、過去の名作を読むのが楽しみなのだが、女流作家の翻訳ものを探しても文庫版ではなかなか手に入りにくい。中規模の書店では、オースティン、ブロンテ姉妹、コレット、サガン、やっと探してジョージ・エリオットくらいしかない。岩波文庫は品切れが多いし、新潮文庫や角川文庫は古典より最近の作品のほうが優勢だ。いまや、文庫は時代を超えた名作というより、ベストセラーの廉価版か、ただの安い本になってしまっているのだろうか。高校生のころ、文庫の巻末のリストを眺めて、読んだ本に印をつけていったりしたものだけど…… |
●2002年7月5日 (金) 沖縄風三枚肉の春巻 |