2001年5月5日-13日ロンドンその1 その2へ その3へ その4へ

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1.月夜のトラファルガー広場
ロンドンに着いた日の夜9時。初日から夜遊びするな……って感じ。
というか、くたびれはてて、どこをどう歩いているかもよくわからなかった。
モーロー状態でした。 でも、月はきれい!
Moonlit Trafalger Square

2.チャリングクロスのあたり?
カフェでお茶。ものすごく寒かった。私はフリースのジャケットを着ていたのでわりと平気でした。
カプチーノとカフェオレ。カプチーノの泡の上にハート型のココアパウダー。
寒いのにカフェのウェイトレスさんは「おなかだし」ルック。
Tシャツとジーンズのあいだにちょこっとおなかを出すスタイル、すごくはやってました。
若くなきゃできないね。
Cafe near the Charing Cross

3.夜のウェストエンド
これも朦朧状態で撮ってますね。どこだ? でも、なんだかロンドンって感じ。
Her Majesty's Theatre

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4.朝食
みかんとバナナ。黄色は元気が出ていいね。お茶もたっぷり飲めるのでロンドンは過ごしやすい。
地図の本、LONDON AtoZは小さいのと大きいのと2通りある。
私も12年前のをもっていったんだけど、さすがに古くなったので新しいのを買いました。
breakfast

5.ロンドンAtoZ
右が旧バージョン、左が新バージョン。厚さが倍くらい違う。
この本はロンドンの通りの名前が全部出ていて、索引付なので、ロンドンが舞台の小説を翻訳するときにも役立ちました。
新しいのは4£90。

6.日曜日
さっそく出かけたのがウェストミンスター寺院でもバッキンガム宮殿でもなくて、オールズゲート(ブリックレーン)というのが、
なんともシブイというか、みみっちいというか。
このへんはバングラデシュ街、インド人街、古いジューイッシュ街だったところで、いまは路上マーケットとインド料理店で有名だそうです。
これは地下鉄のリバプールストリート駅から出た路地のパン屋さん。壁の上にパン屋さんの労働風景がレリーフなっていておもしろい。

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7.路地風景
地下鉄サークルラインのリバプールストリートからスピッタルフィールズ・マーケットへ向かう途中の路地。
タマネギの袋が積んである。
an alley near Liverpool St.

8.スピタルフィールズ・マーケット
リバプールストリート駅から歩いて五分ほどのマーケット。
広いガレージのような場所にがらくたみたいな中古品から、パン、野菜、干し果物などの食料品、
着るもの、アクセサリーなど露天がずらっと並んでいる。
Spitalfields Market

9.マーケット
これは生地屋さん。天井にびらびらぶら下がっているのは白い紙でできた、どうやら飾りのつもりらしい。
ガラクタは徹底的にガラクタ。
骨董品を見る目がない私には、価値のあるものなのか、それとも単なるガラクタなのか区別がつかない!
a fabric shop

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10.キティ?
日本生まれのネコがこんなところにも! でも、ちょっと違う?
ロンドンに来てまで媚びるなよ、という感じでしょうか。ロンドンの女児もカワイイものが好きなのかな?
Japanese naivete

11.ネコ
こちらはニコリともしないネコ。これがロンドン風でしょう。
アザラシやハムスター(らしきもの)も見える。手描きのイラストだそうだ。
London pank cat

12.モヒカン
パン売り場のお姉さん。髪型がカッコイイ。パンがおいしそう。でも1個1個が大きい。
露天の売り子さんには東洋系の女性を大勢見かけた(手作りアクセサリーを売る人やクレープ屋の店員など)
Mahican

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13.豆腐売り
マーケットで豆腐を売っていたお兄さん。手作り豆腐だそうだ。
「写真を撮ってもいい?」と聞いて撮った。雑誌に紹介されたこともあるとのこと。
他にもオーガニックカフェや自然食品などが流行していて、ロンドンでもヘルシー志向か。
Tofu Vendor

14.ホワイトチャペル
マーケットを出て、ホワイトチャペル・ギャラリーへ。この一帯は、かつてユダヤ人街だった。
美術館は3階建でこぢまりしている。百周年記念展をやっていた。無料。
中二階のcafeは狭いが、デザイナーによるモダンデザインの椅子(デザインがばらばら)が備えてあって、しゃれていた。
Whitechapel Gallery

15.展覧会の図録
同じ図柄のポスターが地下鉄の駅にもたくさん貼ってあった。フリーダ・カーロの自画像はアップで見ると迫力あるね。
展示品はターナーからフリーダ・カーロ、オリエント彫刻からウォーホルと、幅広い……というか脈絡なし。
数が多すぎないので楽しめた。ターナーの人物が珍しい。
地元高校生による展覧会ガイドのビデオを見た。どの子も「私はこの作品が好き、なぜなら……」と明快にしゃべっているのが印象的だった。
Frida Kahlo Self-portrait

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16.ブリックレーン
バングラデシュやインド関連のレストランやショップが並ぶブリックレーンの入り口のアーチ。
Brick Lane

17.インド料理店で昼食
ブリックレーンのインド・レストランで食事。
バングラデシュのメニューとインドーのメニューの2通りあった。違いはよくわからない。
壁に絵が描いてあってきれいなお店だった。
Le Taji Indian Restaurant

18.ランチ
ランチコースは前菜とメインとデザート付きで7.5£。前菜とメインは何種類かのメニューから選べる。
前菜のおせんべのようなもの(?)ディップで食べる。スィートラッシー(ヨーグルト・ドリンク)。
お料理がきたら食べるのに夢中で、写真を撮ることはすっかり忘れる。
appetizer and yogurt drink

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19.ブラックフライアーズ橋
2日目からはサウスバンクのホテルに。ブラックフライアーズ橋を渡ってすぐ。
この写真は橋の北側から南へ渡ろうとするところ。
昔、ブラックフライアー修道院があった場所だそうだ。
黒い修道服を着ていたから、ブラックフライアー(「黒衣の修道士」の意味)と呼ばれたらしい。
向かい側にテート・モダンとシェクスピアのグローブ座がある。
Blackfriars Bridge

20.橋の途中
グリーンと黄色の欄干がきれい。橋の向こうには地下鉄・鉄道の駅がある。
画面中央奥にタワーブリッジがかすかに見える。
on the bridge

21.ホテルの部屋
高級ホテルは落ち着かないし(なによりバカ高いし)、B&Bよりは設備がととのっていて、交通の便がよくて、
食事ができて、清潔なところ、という条件で探した。
バスルームはちゃんとお湯が出るし、タオルかけは暖かいパイプ。
お湯のわかせるポットと紅茶、毎日クッキーかビスケットを置いてくれる。
カードキーで出入りは気楽だし、テートモダンに歩いて行けるし、なかなかよかった。
『不思議の国のアリス』に出てくる「帽子屋」ですね。
Mad Hatter Hotel

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22.捨てない私
ところで、ロンドン市内を動き回るのに便利な、地下鉄・バス乗り放題のトラベルカード。
引き出しをごそごそ探っていたら、なんと13年前にロンドンへ行ったときに作ったトラベルカードが出てきた。
たぶん、そのときはまたすぐロンドンへ行くつもりだったんでしょうね。
トラベルカードは5日間通用でゾーン1&2で、18.90£。13年前のは、7日間通用ゾーン1のみで5.40£。
13年前、顔がまん丸だし、ソバージュの髪型が古いゾ!
My Travelcards

23.ブラックキャブ
ブラックフライアーズ橋の上を走るブラックキャブ。内部はほんとに広々しているのね。
ミニキャブにくらべると値段は高いけど、ブラックキャブ、とても乗り心地がよかった。
車体にいろいろ絵を描いたり、広告載せたり、色もさまざまだった。これは地味なほう。
London blackcab

24.テムズの夕日
やれやれ、やっと2日目(5月6日)の夕暮れ。ロンドンらしくない快晴の一日で、夕景もきれいだった。
この日は夜遊びをせず早めに寝た。おやすみなさい。
Sunset on the Thames River

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