2001年5月5日-13日ロンドンその2 その1へ その3へ その4へ

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25.キューガーデン
ロンドン滞在3日め(5月7日)は、月曜日だけど、バンクホリデーで休日。キューガーデンへ。
駅もかわいらしい。駅のすぐ目のまえに苗や花をうるお店があって、いかにもキューガーデンならでは。
お休みのうえに、よい天気なので大勢の人出。
Kew Garden Station

26.駅
駅の正面。反対側のホームに着いたので線路を渡って横の出口から出た。
帰りはこちらから入る。右手に花屋さん。
Front entrance of the station

27.ピクニック
キューガーデンに入るまでに40分くらい行列した。いつもはすいていて、そんなの稀有なことなんだって。
入ってすぐ芝生の上でランチ。真中の赤いのはリンゴ。小粒だけど酸味があっておいしかった。
手前左はディップ、ピタパンにつけて食べた。前中央はセルフリッジのTOKYO LIFEのコンビにで売っていたという豆菓子。
それから水。豆腐バーガーもピタパンにはさんで食べた。
Picnic lunch

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28.キューガーデンの有名な温室
映画『フォロー・ミー』では、ミア・ファーロウ扮する人妻がロンドンをさまようが、そのワンシーンにこの温室が出てくる。
一緒に行った女性たちがみんな『フォロー・ミー』を見ていたのがおもしろい。
女性心理を勉強したい男性は、この映画見るといいかも。
The greenhouse

29.温室の中
ヤシの葉っぱとガラスの枠線がみごとなハーモニーを見せている。この繊細さが美しい。でも、中にいると暑くて汗だらだら。
The palm trees and the iron works

30.水辺の木々
まるで英国の水彩画を思わせる風景。風土と芸術って切り離せないんだな。
The trees on the waterside

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31.奇妙な鳥
キューガーデンにいた鳥。奇妙なんて、いっちゃいけないですね。私がただ鳥について無知なだけ。
グレーと黒と白はなかなかスタイリッシュで、モーニングスーツを着た恰幅のよい紳士を連想させ……ないか?
a strange bird

32.ブルーベル
この休日は「キューガーデンでブルーベルが満開」というアナウンスが雑誌の London や Timeout に載ってました。
これが、そのブルーベル。小さくて、かわいい。
子供向けのイベントもたくさん計画されていて、ふだん公開していない時代ものの家も見られました。
バスケット作りの職人さんや、本の朗読会や、ホウキ作りなんかもやってました。お子ちゃまが大勢。
bluebell

33.工作イベント?
お子ちゃま向けの工作らしいんだけど、これはいったいなに? 
顔であることはわかる。なにに使うものかな。実用じゃないのかな。
the workshop for children

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34.手作りの籠
籠を品定めする母子。
私たち一行もあれこれ品定めして、もう少しで買おうかというところまで行ったのだけど、
やっぱり嵩張るってことで買うのはやめた。
イギリスの風景に籠って似合うんだよねー。ナチュラルというか。
handmade baskets

35.職人さん
テントの下で籠を編んでいる職人さん。
a handicraftsman

36.少年
工作のあいだを散策する少年。
ブルージーンズの上下に紺のフード付セーターが金髪と白い肌によく合って、決まってる。
an English boy

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37.進化
ロンドンの町でよく見かけたデリバリー用の自転車。
うしろに荷台がついている。店の名前は"Darwin's Deli"
荷台の後ろに店の名前、その上に絵が描いてあるんだけど、サルから類人猿、原人、それから人類になって、
最後は自転車に乗っている。自転車に乗れないのは「進化」してないってことかナ?
Darwin's Deli

38.シェークスピア
グローブ座のポスター。部屋でくつろいでいるシェークスピア。
テーブルの上にテイクアウトのコーヒーカップがのっていたりするのがおかしい。
とくに、グローブ座のまん前(つまり、このポスターの斜め前あたり)には細い通りをはさんでスターバックスがあるため、
よけいユーモアが効いている。
A poster of the Shakespeare's Globe Theatre

39.グローブ座の外観
グローブ座ではガイドツアーに参加した。
当時とまったく同じ材料、同じ工法で建設されているんだそうだ。
萱葺き屋根は、ロンドン大火以降、市内で唯一のものだとのこと。
前景の茶色い壁にポスターが貼ってある。
the outside of the SGT

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40.模型
ロビーに飾ってあったグローブ座の模型。旗の立っているとんがり屋根の下がステージになる。
昔はテムズ川に橋がなくてサウスバンクにあるグローブ座には船でこなければならなかった。
だから、公演のある日は旗を立てて市内から見えるようにしたんだって。
それを見たファンが、船で芝居を観にくるというわけ。
a miniature of the theatre

41.博物館
グローブ座には演劇博物館もある。
ガイドツアーが始まる時間まで博物館を見ながら待つようになっている。
もちろん、ツアーのあとゆっくり眺めることもできる。ビデオや音楽もあって楽しい。
日本におけるシェークスピアの受容というテーマの展示もあった。最初は歌舞伎に翻案したんだって。
the exhibition of the globe theatre museum

42.劇場内部
円形の土間は立ち見席。いまは600人くらいだが、昔はこの土間に2000人くらい入ったとのこと。
明日から「リア王」の公演が始まるのでその準備中だった。
土間には屋根がないので、ガイドさんに「雨が降ったらどうするの?」と質問してみた。
答えは「濡れるだけ」だって。あとで売店を見たら、ビニールの合羽をちゃんと売っていた。
雨の多いロンドンなのにね。
the inside of the theatre

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43.テート・モダーンは外観も中身もso cool!
ロンドン旅行の目的のひとつはテムズ川南岸にできたテート・モダーンを見ることだった。
旧発電所を改築した現代美術館。最上階にはモダンでおしゃれなカフェ、一階には書籍とミュージアムグッズのショップ。
20世紀美術をひとつの歴史として見ることができた。
地下鉄のポスターには「The last century was fun. Don't miss it!」という展覧会のポスターが貼ってあったけど、ほんとに20世紀美術はなかなか面白い。

44.テートモダンの大煙突
夜になるとこのてっぺんが緑色に光る。この日は快晴で、空はまっさお。暑かった。
テートモダンはグローブ座のほとんど隣にある。
Tate Modern

45.テートモダンの入口
館内の写真はここしか撮っちゃいけないので、あとは現地で見てネ。
ペールグリーンの色がきれい。私の買ったお土産のTATE・Tシャツはこの色で、襟ぐりはV。
こういうカッコイイ美術館が誰でも入場無料ってすごいよね。さすが大英帝国(かな?)
細長い建物のまんなかが縦に奥まで吹き抜けになっている。ぜいたくな空間の使い方。
いちばん奥にはもと発電所だったなごりのタービンがガラス窓ごしに見えるようになっている。
すごくダイナミックで、それでいて静かなたたずまい。建物自体がメッセージをもっているという感じがする。
the west entrance of the Tate Modern Museum

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46.影
煙突の影がくっきりとテムズ川に落ち込んでいる。カフェのある最上階から撮った。
shadow casted upon the southbank

47.ミレニアム・ブリッジ
最上階から眺めたテムズ川。対岸の丸屋根はセントポール寺院。
きゃしゃな橋はミレニアム・ブリッジ。
いったんオープンされたものの、揺れがひどくて危険だというのでいったんクローズされた。
オープン当日、大勢が渡りにいったんだけど、あんまり激しく揺れるので、ちっちゃな子がこわがって大泣きしちゃったんだって。
millennium bridge

48.テートモダンのカフェ
黒を基調にしたおしゃれなカフェ。向こう側が光っているのは大きな窓があるから。
南側と北側(テムズ川)の両方に窓があるので、すごく開放的。
メニューも春巻きとか、シュリンプサンドイッチとか、エスニックだったりヘルシー志向だったりしてカッコイイ。
Tate Modern Cafe

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